マイホームは資産?それとも負債?築6年で価値が4分の1だった話【簿記で解説】
最近のマイブームは「負債の洗い出し」。
今回はついに手を出しました。そう、マイホームの価値チェックです。
これまで「マイホーム=資産」と思い込んでいましたが、本当にそうなのか?と疑問に感じて、ついに調べてみることにしました。
イエウールでマイホームを査定してみた
今回利用したのは、【イエウール】という不動産一括査定サイト。営業電話がしつこいイメージがありましたが、**営業なし・ネット完結でできる“ざっくり査定”**があることを知って、試してみました。
イエウールで入力する項目
- 物件の種類(一戸建て・マンション・土地など)
- 所在地(市区町村)
- 土地面積・建物面積
- 間取り(例:4LDKなど)
- 築年数
これらを入力するだけで、AIが周辺の売買データや相場をもとに、概算価格を表示してくれます。営業連絡もなく気軽に使えるので、不動産の現在価値を知りたい方にはおすすめです。
結果:築6年の我が家、価値は約4分の1
6年前に建てたマイホーム。
立地は郊外、注文住宅でそれなりにお金をかけました。
しかし、出てきた査定結果に衝撃。
なんと「購入価格の約4分の1」になっていました。
簿記で見るマイホーム:資産ではなく“負債”?
お金の勉強を始めてから、簿記3級を勉強中の私。
簿記では、
- 資産=お金を生むもの
- 負債=お金を減らすもの、将来的に支払い義務のあるもの
と定義されています。
この観点でマイホームを見てみると、実は明確に“負債”の特徴を持っていることに気づきました。
- 毎月の住宅ローン返済
- 固定資産税
- 修繕費や維持管理コスト
- 価値が年々下がる(資産価値の減少)
つまり、お金を生むどころか持ち出しが続く=負債というわけです。
負債コンボ:マイカーも“移動する負債”だった
実は我が家、マイホームだけではなくマイカーも“負債”でした。
- 郊外の新築戸建て(流動性が低い)
- SUV(維持費・燃費・税金などが高い)
「男はマイホーム・マイカー」と思い込んでいたけれど、これも社会的刷り込みや見栄だったと気づかされました。
それでもマイホームを買ってよかった面もある
とはいえ、すべてが無駄だったとは思っていません。
- 家族とのかけがえのない時間
- 子どもたちの成長を見守れる場所
- 長年の夢を叶えられたこと
これらはお金には換算できない、大切な“人生の資産”です。
結論:資産と負債の違いを知ることが第一歩
今回の学びは、「思い込みではなく、数字と知識で物事を見ることの大切さ」でした。
マイホームを資産と思い込んで無理なローンを組むことが、将来的に大きなハンデになることもある。
お金の流れを見える化し、簿記の知識を活かして自分の“経済状況”をしっかり把握する。
これからも、自分と家族の未来のために行動していきます。
「知らなきゃ一生、搾取される。」
そうならないように、今日も一歩ずつ学びを進めています。
コメント