「消費税って国内で物を買ったときに払う税金でしょ?」
前回のブログでは、
👉 「消費税って実は“見えない関税”みたいな役割もあるよ」
って話をしました。
▶ 輸出品には消費税がかからない
▶ 輸入品にはしっかり消費税がかかる
という構造は、「海外からのモノにブレーキをかけて、国内産業を守る」っていう、まさに関税っぽい役割を果たしてるんですよね。
じゃあ今回は、そこからもう一歩踏み込んで――
「アメリカの“バカ高い関税”と、日本の“消費税”って、実は似てるとこあるんじゃない?」
というテーマで掘り下げてみたいと思います!
「消費税って国内で物を買ったときに払う税金でしょ?」
はい、その通りです!
日本の消費税は、基本的に国内で物やサービスを“消費”したときにかかる税金です。
だから――
海外に輸出される商品には消費税がかかりません(=輸出免税)!
しかも、仕入れの段階で支払った消費税は、あとで“還付”されるという仕組みまであります。
これ、実はかなり優遇された制度なんです。
「アメリカの“トランプ関税”って何だったの?」
トランプ前大統領が行った大きな政策のひとつに、
「アメリカに入ってくる外国製品に高い関税をかける!」
というものがありました。
特に中国製品に対しては最大25%の関税をかけるなど、かなり強気のスタンス。
目的はズバリ、アメリカ国内の産業を守るため。
これは表向きには「外国に厳しくしてる」ように見えますが、
実際には――
「アメリカ国内で消費されるモノには、しっかり税金を取りますよ!」
という政策でもありました。
「あれ?どっかで聞いた話…」
そう思った方、鋭いです!
実はこれ、日本の消費税の仕組みとよく似てるんです。
輸出には消費税がかからない(=国外で消費されるから)
輸入には消費税がかかる(=日本で消費されるから)
つまり日本の消費税も、輸入品に対して間接的に税金をかけているんですね。
消費税=“見えない関税”!?
この構造、冷静に考えるとこういうことになります👇
消費税は、ある意味「関税」のような役割を果たしている。
もちろん、名前も制度もまったく別モノです。
でも「輸入品にブレーキをかける」「国内産業を守る」という目的はちょっと似てるんです。
✅ 海外からの安い商品にブレーキ
✅ 国内企業を守る
✅ 税収を確保する
こう見ると、「消費税ってただの買い物の税金じゃないんだな…」って感じませんか?
実はアメリカには“消費税”がない!
ここで面白いのがアメリカの話。
実は、アメリカには日本のような全国一律の“消費税”は存在しません。
その代わり、州ごとに「Sales Tax(売上税)」という形で課税しています。
カリフォルニア州 → 約7〜10%
オレゴン州 → なんと 0%
モンタナ州、ニューハンプシャー州なども 0%
つまり、「アメリカには“消費税”がない州もある」ということ。
だからこそ、トランプ政権は関税に頼らざるを得なかったという背景もあるんです。
「アメリカ=関税で守る」「日本=消費税で守る」
アメリカはあからさまに「関税」という壁を作る。
一方で日本は、「消費税」というルールの中でうまくフィルターをかけている。
これ、やり方は違っても、目的は意外と似ているというのが今回の一番の気づきかもしれません。
💬 最後に:これは“私なりの視点”だけど…
「アメリカの関税はひどい」
「日本の消費税は不公平」
…なんて声をよく耳にします。
たしかに、不満や疑問が出るのも分かります。
でも――
悪く言うのは簡単。けど、なぜそうなっているのかを知ることが大事。
消費税の仕組みを知っていくと、
「実は世界と戦うための道具でもあるんだな」って気づけます。
👣 これからも“背景まで知るクセ”を大切に
私は専門家でも政治家でもありません。
ただ、自分や家族のお金のことをもっと真剣に考えるようになって、
「税金や制度の背景もちゃんと知っておきたいな」と思うようになりました。
このブログでは、そんな私なりの気づきを、
できるだけ分かりやすく、身近に感じられる形で伝えていけたらと思っています😊
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