「サバイバルゲーム(通称:サバゲー)」って聞いて、どんなイメージを持ちますか?
・迷彩服を着た人たちが本気で撃ち合ってる
・軍隊オタクの集まりっぽくて近寄りがたい
・ちょっと怖そう…
そんなふうに思っている人、けっこう多いと思います。正直、僕も最初はその一人でした。でも実際にやってみたら――ぜんっぜん違ったんです。
サバゲーは、誰でも、自分のスタイルで楽しめる「多様性の塊」でした。
サバゲーフィールドは“ごった煮”の世界
サバゲーのフィールドに行くと、まずびっくりするのが参加者のバリエーションの多さ。ガチの軍装を再現してる「軍備勢」、アニメキャラの格好をしてる「コスプレ勢」、性能を突き詰めた装備でストイックに戦う「スポーツサバゲーマー」、そしてロマンや雰囲気を大事にしてる「ロマン勢」…。
そんなジャンルの違う人たちが一緒に同じゲームをしてるんです。
「いやいや、そんなにスタイル違ったら衝突とかないの?」と思うかもしれませんが、実はサバゲー界隈には暗黙の了解があって――
「他人の装備やスタイルに口を出さない」
これ、すごく大事な文化です。どんな装備でも「それがその人の楽しみ方」として認められているので、すごく居心地がいい。初心者の装備が安っぽくても、誰も馬鹿にしないし、「最初はそれで十分だよ!」って笑ってくれる人が多いんです。
プレイスタイルも十人十色
ゲームが始まると、さらに個性が出ます。
・ガンガン前に出て突撃する人
・障害物の陰からゆっくり前進する人
・ひたすら待ち伏せする人
・高いところに陣取ってスナイパーになる人
プレイスタイルも本当に自由で、自分に合った戦い方を見つけるのが楽しいんです。運動が苦手でも、頭を使った立ち回りで活躍できたりします。
不意に生まれる“一体感”がたまらない
一番驚いたのが、たまにフィールド全体が「一致団結」する瞬間があること。
本来はバラバラに動いているはずなのに、なぜかみんなの心がひとつになって、「せーの!」と突撃する場面が生まれる。たまたまその場にいたプレイヤーたちが、まるで即席のチームになって、壁の向こうにいる敵に向かって一斉に飛び出す――
あの瞬間の熱さは、ちょっとやそっとじゃ味わえない。
ゲームが終わったあと、初対面の人たちと「今のすごかったっすね!」って笑い合えるのも、サバゲーの大きな魅力です。
サバゲーを始めるのに必要なもの
初心者がサバゲーを始めるハードルは、意外と高くありません。最初はレンタル装備があるフィールドを選べばOK。必要なのは、
- 動きやすい服装(長袖・長ズボン)
- 汚れてもいい靴(運動靴でOK)
- 飲み物・タオル
- やってみたい気持ち!
これだけです。
エアガンやゴーグル、ベストなどは一式レンタルできるので、手ぶらで行っても問題ありません。
サバゲーは「遊び」だからこそ本気で楽しい
サバゲーは、見た目はちょっと物騒に見えるかもしれませんが、あくまで遊びです。人に弾が当たったら自己申告で「ヒット!」と叫んで退場する――という“紳士のスポーツ”の側面もあります。
だからこそ、フェアプレイを大事にする空気があって、みんなが気持ちよく遊べるように配慮されています。
それに、遊びだからこそ、本気で楽しめる。
誰かになりきってもいいし、仲間とふざけてもいいし、真剣に作戦を考えてもいい。
サバゲーは、やればやるほど「自分の楽しみ方」が見つかる、そんな奥深い世界でした。
最後に:ちょっとでも気になったら、フィールドへ!
もし少しでも「サバゲー楽しそうだな」と思ったら、ぜひ一度、レンタル装備で体験してみてください。勇気を出して一歩踏み出せば、きっとあなたにもぴったりの楽しみ方が見つかるはずです。
そして、もしかしたら――
その日、まったくの他人と一緒に、無茶な突撃で大笑いする体験ができるかもしれません。
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